みんなの家庭の医学 夏の冷え症

テレビ朝日「たけしの健康エンターテインメント!みんなの家庭の医学」
2014年7月22日の放送は「中高年こそ要注意!夏の冷え症の新事実SP」と題し、
夏の冷え性と、その意外な原因、正しい対処法などが紹介されました。

中高年になると増える夏の冷え症の新事実

夏の冷え症

30代以降、年齢とともに段々増えていくタイプの冷え症では、その対処法を間違えるとなかなか良くならないということが、最近明らかになってきたそうです。

番組では冷えの症状に苦しむ30代女性のケースを紹介。

この女性は20代のときに、お腹だけが冷える症状に悩まされていました。そこで夏でも白湯を飲んでお腹の冷えに対処します。 30歳を過ぎた頃に、それまでにはなかった足先の冷えに悩まされることになります。そのため、足湯を始めたところ胸から上だけがのぼせたように熱くなってしまったというのです。

北里大学 東洋医学総合研究所の伊藤剛(ごう)先生によると

中高年になると増えるのは「下半身型冷え症」と呼ばれるタイプ。お尻にある筋肉「梨状筋(りじょうきん)」が硬くなってしまうことが原因だそうです。

老化などの理由で梨状筋が硬くなると坐骨神経に影響がでてきます。坐骨神経には足の血管の太さを調節する機能があるため、足の動脈が収縮します。すると温かい血液を足に運べなくなり足が冷えるのだそうです。

この女性の場合、もともと内臓型冷え症だったので、お腹の冷えに対しての対処である程度効果がでていました。しかし、下半身型冷え症が加わったことで、足湯をするという間違った対処法を取ってしまったため、冷えのぼせという症状が出てしまったのだそうです。

番組では、梨状筋の硬さを自分で簡単にチェックする方法として「足曲げ検査」が紹介されました。

硬くなった梨状筋を柔らかくする簡単マッサージ

お尻の梨状筋が硬くなる原因の多くは老化で、もうひとつが姿勢だそうです。

家でくつろいでいるときやパソコンに向かっているときなど、後方や前方に傾く姿勢を長時間続けていると、必要以上に梨状筋に負荷がかかります。緊張状態が続くことで、梨状筋が硬く変化してしまうのだそうです。

しかし、加齢や姿勢などで硬くなった梨状筋でも簡単なマッサージで柔らかくすることができるといいます。

梨状筋にあるツボを刺激することで梨状筋は柔らかさを取り戻し、下半身型冷え症が改善できるということです。

効果が期待できるツボは次の3つ。

臀中…梨状筋の真ん中にあるツボ
環跳…足の付け根に近いツボ
胞盲…梨状筋の脇にあるツボ

押した時に痛みが出たら凝っているということです。

伊藤先生が考案した軟式の野球ボールを使ったマッサージが紹介されました。

マッサージのやり方は、

まず、仰向けに寝てヒザを立てます。
次に、ボールをおしりの下に置き、痛みのある凝っている場所を探します。
そして、ツボが見つかったら腰を左右に軽く動かしてマッサージをします。

1つのツボにつき30秒くらいが目安です。

番組によると、このマッサージを1週間行ったところ、下半身型冷え症が改善されたケースもあるといいます。

※お尻の筋肉と下半身冷えの関係については、2014年6月23日放送のNHK「あさイチ」でも紹介されていましたね。冷えの現れ方は年齢とともに変化します。
中高年になって下半身の冷えが足湯で改善されないときは、梨状筋の凝りも疑ってみたほうがいいかも。
ツボ押しマッサージは、1週間で効果が実感できるらしいので試してみるのもよいかもしれません。
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