低体温はメタボリック症候群を引き起こす?

メタボリック症候群は低体温によって起こりやすく、更なる冷えを生む原因にもなっていると考えられています。

 

一般的に、病的な低体温の症状は、冬山で遭難、酔っ払って路上で眠ってしまうなど、ほとんどが特殊な環境下で生じます。このような環境でなくても低体温となるのは、拒食症(神経性食思不振症)や無理なダイエットによって体のエネルギー不足となるケースがあります。

 

また、中高年以降では甲状腺ホルモン低下症という病気が原因のことがあります。甲状腺ホルモンが低下すると、便秘やむくみが見られたり、活気がなくなったりという症状があらわれ、時には鬱病と思われたりすることもあります。

 

最近はこうした病気ではないのに、平熱が低いという人が多くなりました。何かと話題のメタボリック症候群も、低体温を引き起こす原因といわれています。

 

食事で摂取された脂分は、普通なら消化・吸収・代謝というプロセスをたどります。しかし、体温が下がってしまうと血流が滞り、体内の酵素の働きが阻害され、消化・吸収・代謝がスムーズに行われなくなってしまいます。過剰な脂肪分は血管の内側や内臓の周辺に溜まっていき、血管が細くなってしまうので、さらに血流が悪くなり、体温が下がります。

 

肥満している人の体は、運動不足から筋肉が減っている分、脂肪の比率が高くなります。脂肪部分には血流はないので温度は下がる一方で、さらに体を冷やしてしまいます。

 

自分のお腹に直接、手のひらを当ててみましょう。ひんやりしているようなら注意が必要です。メタボリック症候群は、過食、飽食などの食生活、運動不足だけが原因ではありません。冷えもまた、大きな要因になっているのです。

スポンサード リンク