寒冷じんましん(寒冷蕁麻疹)とは|症状と原因

じんましん(蕁麻疹)とは、皮膚に蚊に刺されたときのような赤いふくらみができて、かゆくなる症状のことです。激しい「かゆみ」を伴うことが多いですが、かゆみは数十分から数時間で消えるのが普通です。

 

原因は、食べ物、食品添加物、抗生物質などの薬剤、植物、虫などさまざま。サバやアジなどの青魚や、そばアレルギーによるじんましんが、よく知られています。

 

寒冷じんましん(寒冷蕁麻疹)は文字通り、皮膚の温度が急に冷えることが原因です。具体的には、体温よりも低い物質に触れたり、温められた皮膚が急に冷やされたりすることで起こりやすくなります。頭痛、めまいなどの症状を伴うこともあります。

 

寒冷じんましん(寒冷蕁麻疹)が起こりやすい状況

・冬の朝、素足で冷たいフローリングを歩いた時
・外に出て寒い風にあたった時
・お風呂で体が温まった後、脱衣所の寒さに触れた時
・運動して汗をかいた直後、寒い風にあたって体温が低下した時

 

冬場に起こるケースが多いですが、夏場に起こることもあります。
・夏に暑い外出先から戻り、エアコンの冷気にあたった時
・プールサイドで日光浴後、冷たいプールに飛び込んだ時

 

寒冷じんましん(寒冷蕁麻疹)の治し方・対処法

一般的に、じんましんが出た時には冷やすとかゆみが治まりやすくなります。

 

しかし、寒冷じんましんでは冷やすのは逆効果。大切なのは温めることです。ただし、急激に温めるのはよくありません。徐々に温めるのがポイントです。

 

また、何度も起こる場合は、皮膚科に行って薬を処方してもらうとよいでしょう。

 

寒冷じんましんの予防法

特に、外気温4度以下の時に発症する可能性が高いです。男女による差はなく誰でも突然発症する可能性があります。

 

予防は、寒冷による刺激を避けること。上記で紹介した「起こりやすい状況」を避けるようにしましょう。
・素足でフローリングなど冷たい床を歩かない
・外出する時はマフラーなどで外気に触れる顔の面積を少なくする
・脱衣所は暖房器具を使って暖める
・ジョギングは暖かい建物の中から走り始めて最後も建物の中で走り終わるようにする

 

また、風邪が治った直後は体内の抗体が変化しているため発症しやすくなっています。皮膚が急に冷える状況にならないよう気を付けましょう。

 

意外と気づきにくいですが、暖房が強い場所で汗をかいた後に冷たく乾燥した外気にふれて汗が蒸発した場合も結果的に寒冷刺激を受けてしまうということです。

 

冬はどうしても厚着になりますが、電車、劇場、映画館など暖房が強くて汗をかき、寒い外に出たとたん汗冷えするというケースは結構ありそうな気がします。

 

寒冷じんましんによる痒みが起きやすい人は、セーターよりもカーディガン、マフラーを併用というように温度調節しやすい服装を心掛けるのもよいかもしれません。

 

夏場の寒冷じんましん予防としては、エアコンの冷気が直接体にあたらないようにします。

 

子どもの場合、プールの授業中に起こることも多いそうです。子供が寒冷じんましんを発症したことがある場合は事前に先生に伝えておけば注意して見てもらえると思います。

 

テレビの情報番組で寒冷じんましんを紹介

テレビ朝日「グッド!モーニング」2017年1月13日放送で「寒冷じんましん」について紹介されていました。

 

始めてきく症状で気になったので調べたことをまとめてみました。寒さによる痒みというと「しもやけ」を連想しますが、「寒冷じんましん」という症状について知ることができて良かったです。予防法は冷え性対策と共通するものが多いので、これからも気をつけていきたいなと思っています。

 

当然のことですが、温暖な地域に住んでいる人は数年に一度というような強い寒波による寒さには慣れていませんよね。今冬のような寒波がやってくると寒冷じんましんを発症する可能性も随分と高くなるのではないでしょうか。予防法は難しいものではないので日頃から心掛けておくとよいかもしれません。

 

ちなみに「じんましん(蕁麻疹)」という病名は、人が蕁麻(じんま)(別名イラクサ)という植物の葉に触れると現れる皮膚の症状に似ていることからつけられたといわれています。

 

じんましんと湿疹

じんましんと似た症状が現れるものに湿疹があります。どちらも皮膚の病気で「かゆみ」を伴う赤いブツブツが体の一部に出るところは似ていますが、原因や治療は違います。

 

湿疹は、金属など刺激物が肌にあたったり皮膚表面がこすれることが原因の場合が多いです。じんましんのかゆみが数時間で消えるのに対し、湿疹のかゆみは数日から1週間以上続くという違いもあります。

 

寒冷刺激がなくなったのに痒みが消えない場合は別の原因が考えられます。皮膚科で診察を受けることをおすすめします。

 

※この記事は2017年1月14日に書かれたものです

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