生薬の薬効成分を効率よく吸収できる薬酒

薬酒とは、生薬をアルコールに浸けて薬効を抽出させたものです。水やお湯では抽出されない生薬の成分を効果的に引き出す酒には、血行をよくし、ストレスを和らげ、末端まで薬効を行き渡らせる働きがあります。

 

薬酒はアルコールと生薬成分の相乗効果も期待できます。

 

適量のアルコールには、血行促進、緊張緩和、疲労回復、安眠といったさまざまな効能があります。そこに生薬のエキスが溶け込んでいるのですから、薬酒を飲むと体内に薬効成分が効率よく吸収され、全身に行き渡るというわけです。

 

薬酒にはいろいろな種類があり、効用もさまざまです。元旦のお屠蘇や梅酒も薬酒のひとつですね。

 

使用する生薬が一種類の場合は単方薬酒、数種類の場合は複方薬酒といい、単方薬酒には、枸杞(クコ)酒・杜仲酒・人参酒・当帰酒、複方薬酒には、周公百歳酒・人精酒・養命酒などがあります。

 

薬酒は、生薬とお酒の優れた相乗効果によって、冷えの解消や胃腸の調子が優れないとき、疲れがたまっているときなど、健康を促進する効果があるといえます。女性に多い冷え性の改善には、紅花や桂皮など体を温める作用を持つ生薬がおすすめです。

 

基本的な薬酒の作り方

冷え性に効く薬酒を作ってみませんか?以下に基本的な薬酒の作り方を紹介します。

 

・清潔な広口のガラス密閉ビン、焼酎、お好みの食材(原料の薬草)を用意する。
・容器に材料をすべて入れ、冷暗所に1〜3ヶ月保存する。

 

使うお酒は、アルコール度数が高いほど成分の抽出が高く、腐りにくいです。また、焼酎にも乙と甲があったり、清酒やジンなどを使用してもいいのですが、初めて作る場合は、一般的に手に入りやすく使いやすいホワイトリカー(甲類、アルコール度数35度)を使用するとよいでしょう。

 

薬として飲むものなので飲む量は1回につき30〜50cc程度が目安です。飲みにくければ水やお湯わり、はちみつを加えるなどしてもよいでしょう。

 

薬用酒といえば養命酒

薬酒といって思いつくのは養命酒。養命酒は冷え性に効果的というコマーシャルをみたことがある人は多いのではないでしょうか。

 

養命酒は自然の生薬が溶け込む薬酒で、薬効成分が体に浸透し、冷え症・疲れやすさといった症状を改善するという特徴をもっています。

 

年配の方向けというイメージがあるかもしれませんが、年齢を問わず冷えにくく疲れにくい体作りをしたい人に適しているといえるでしょう。

 

養命酒の味は、シナモン系のナチュラルな香りと、ほんのりとした甘み。アルコール度数は14度なのでワインや日本酒と同じ程度です。

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